d428_hep5の天体撮影日記

天体撮影初心者の機材関係ネタの書き留め

星は流~れ~る~

最近マクロス一気見してまして、やっぱ早瀬さん最高ですね!美人だし♪
それで相も変わらず、星は流れてます(汗)
しかしミューロンの1枚目に行くまでが、手こずりました!
2000mmの焦点距離とF10の暗さを舐めてたね……
ニコンの一眼レフD7200HKIR改の最高感度ISO25600でシャッタースピード90秒ぐらいかけないと、プレートソルブも出来ないという……
90秒って、それ実際の撮影ぐらいのSSじゃね?


子持ち銀河 M51(Whirlpool Galaxy,NGC5194)

(撮影日 2022/4/19)
NIKON D7200HKIR
TAKAHASHI Mewlon180C
Mewlon Flattener/Reducer
SIGHTRON Comet BP Filter 48mm
KENKO SEⅡ-J赤道儀
f1773mm F9.8
RGB-ISO6400 SS120seconds X 30
CaptureNX-D,Siril,StarNet++,GIMP2.10,RawTherapeeで画像処理


ヘルクレス座球状星団 M13(HerculesGlobularCluster)

(撮影日 2022/4/28)
NIKON D7200HKIR
TAKAHASHI Mewlon180C
Mewlon Flattener/Reducer
SIGHTRON Comet BP Filter 48mm
KENKO SEⅡ-J赤道儀
f1773mm F9.8
RGB-ISO3200 SS120seconds X 15
CaptureNX-D,Siril,StarNet++,GIMP2.10,RawTherapeeで画像処理

もう天体専用カメラ買うしかないね!
PlayerOneのUranus-C、凄いスペックだねimx585!
でも日本じゃセール価格は反映されないんだろうね……
PayPalで輸入しようかと思ったけど、財務大臣に拒否られました。

しかし星が流れる理由は何なんだろね?
極軸はPHD2のスタティックポーラーアライメントで三分角ぐらいに合わせてるし、PHD2の数字も悪くない。
赤道儀のちょい東荷重が、どれぐらいなのか分からないな。
ま、単純に焦点距離が大きすぎるのが理由かも知れないが。

Mewlon180Cのファーストライトしてみて……

ミューロンちゃんのファーストライトを無理矢理終えて、気になった事は……

時間が無くて赤道儀のアライメントもせずに、手動で星に合わせてたんですが(笑)、いや~!ミューロンちゃんのファインダーって出荷時の状態で100倍の視野に星入るんですね!🤩
感心しました……😆

んで、手動で星見てて、気になったのは赤道儀赤緯軸と赤経軸のガタ(遊び)でした……😂
家の赤道儀はケンコーの「NEWスカイエクスプローラーSEII-J赤道儀」でして、海外での「Sky Watcher HEQ5 Pro」と同じ赤道儀ですね。
イモネジで赤緯軸・赤経軸を調整してみたんだけど、何だかしっくり来ない……
んで、赤道儀のゴムキャップがよく外れる2つの穴
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この穴の中のリング状ネジをラジオペンチで締めたら、赤道儀の動きも作動音もしっくり来ました!🤩
この赤緯赤経2つのリング状ネジが緩んでて、ガタや作動音が酷かったのな家のSEII-J赤道儀……
でもラジオペンチで締めるのは邪道かな?
この趣味始めてから、カニ目レンチが必要になる事増えたな~~
今度買おう。

持病再発(ポチリヌス菌)

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Mewlon180C
持病が再発してコレが来ちゃった!(笑)
これにはタカハシのアリミゾ小クランプが付属していたので、今までビクセンのファインダー台座で固定していたガイドスコープをこっち固定に換装したいが……
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1点固定じゃ回転してしまったので、新たに2点穴を開けねばならない。
六角穴付ボルトの頭が入るように、通しの穴と2段で。

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平行して、今までは六角穴付ボルトでアルカスイス三脚座とアリガタレールを直接固定していたヨンニッパを、アリガタレールとワンタッチで固定するために長めのアルカスイスクランプを購入。
この方が他レンズでもガイドスコープを使えるようにし易く、汎用性が高い。
やはり極軸合わせは、PHD2のスタティックポーラーアライメントを使っておきたいから。
はたしてこの固定方法の強度はいかほどなものか……?

かに星雲

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かに星雲 M1(Crab Nebula,NGC1952)

(撮影日 2022/1/22)
D7200HKIR
AF-S NIKKOR 400mm f/2.8E FL ED VR
AI AF-S TELECONVERTER TC-20E II
NiSi Natural Night Filter 40.5mm
KENKO SEⅡ-J赤道儀
f800mm F8
RGB-ISO3200 SS120seconds X 16
RGB-ISO6400 SS120seconds X 20
CaptureNX-D,Siril,StarNet++,
GIMP2.10,RawTherapeeで画像処理

あまり時間が無かったので、極軸はPHD2のスタティックポーラーアライメントでサクッと合わせた。
ガイドエラーは数字的には1.5"角程度、の割には星が伸びている。ガイドも赤経は荒れていたし。
PHD2のキャリブレーションも前回のをそのまま流用したから、仕方無いのかも知れない。
赤道儀設置から撮影開始まで1時間程なので、準備時間は大分短縮している。
今回はスタティックポーラーアライメント初回だったので、もう少し準備時間は短縮できるだろう。
実は赤道儀購入直後に極軸望遠鏡をばらしてしまったので、極軸望遠鏡の精度はあまり期待できない。
仕方無く北極星が見える環境なのに、ドリフトアライメントで極軸合わせをして準備には2時間ぐらい掛かっていたので、それと同程度の精度で準備時間は大幅短縮されたのだから満足すべきか?

次回以降はスタティックポーラーアライメントにも慣れて、追尾精度ももう少し良くなる事を期待したい。

二重星団とハート星雲&胎児星雲

やはり以前にSirilでTIFFからFITS変換してコンポジットした画像を、今度はSirilでRAWからFITS変換してコンポジットで画像処理をやり直してみました。

ペルセウス座h,x二重星団とハート星雲&胎児星雲
NGC869(Double Cluster) & IC1805(Heart Nebula) & IC1848(Soul Nebula)

(撮影日 2021/12/5)
D7200HKIR
TAMRON SP 90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 VC USD
KENKO SEⅡ-J赤道儀
f90mm F4
RGB-ISO800 SS60seconds X 40
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下のは以前に、TIFFからFITS変換コンポジットした画像
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TIFFコンポジットとRAWコンポジットの画質差

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上が純正現像ソフトでRAWからTIFFに現像してから、コンポジットかけて仕上げたM33

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これがホワイトバランス等いじって、直接RAWをコンポジットかけて仕上げたM33

両方同じ撮影データです。画像処理中に上下だけは逆になってますが。

さんかく座銀河 M33(Triangulum Galaxy,NGC 598)
(撮影日 2021/11/28)
D7200HKIR
AF-S NIKKOR 400mm f/2.8E FL ED VR
AI AF-S TELECONVERTER TC-20E II
NiSi Natural Night Filter 40.5mm
KENKO SEⅡ-J赤道儀
f800mm F5.6
RGB-ISO6400 SS60seconds X 80
CaptureNX-D,Siril,StarNet++,GIMP2.10,RawTherapeeで画像処理

明らかに画質差があります!
と言うか同じ撮影データとは思えない程、全然違う……

今まで気付かなかったミス

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プレアデス星団
(撮影日 2022/1/10)
D7200HKIR
AF-S NIKKOR 400mm f/2.8E FL ED VR
NiSi Natural Night Filter 40.5mm
KENKO SEⅡ-J赤道儀
f400mm F5.6
RGB-ISO6400 SS90seconds X 30
CaptureNX-D,Siril,StarNet++,GIMP2.10,RawTherapeeで画像処理

今までニコン純正の現像ソフトでRAWからTIFF現像してSirilでコンポジットしてたんだけど、あまり画質が良くならなかった天体もあった。
今回「すばる」で画像処理してて全然画質が良くならないので、RAWを純正ソフトでホワイトバランス等を調整してSirilでコンポジットかけたら大分画質が良くなった!!
そうか!RAW直でコンポジットにかけなきゃならなかったんだなぁ……と、天体撮影1年過ぎてようやく理解したところです(汗)

RAWのフラット画像の処理は、エラーがでて全然うまく行かなかったんだけど……